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グループディスカッションの進め方とまとめ方

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こんばんは!


今年も多くの企業や公務員試験で実施されるグループディスカッション。

ここには単にテーマを話し合って全員合意の意見を生み出せたらいいというだけでなく

限られた時間内に結論を出さなければならないからこその

理想的な進め方やまとめ方というものがあります。


今回はグループディスカッションに関する質問で最も多い

どのように進めて(あるいはスタートして)、どのように意見をまとめていけばいいのか?

私なりのポイントを3枚のパワポ画像と併せて紹介したいと思います。



■グループディスカッションの進め方について


◆与えられたテーマについて方向付けや定義付けをした上で意見を出し合う◆

 
 簡単に言えばテーマを「グループとしてどのように話し合っていくか」を定めて進めていく流れになります。


 方向付けはまずは時間内での進め方を考えたうえで話し合っていくというものです。

 例えば「民間でできる少子化の改善策を考えよう」というテーマであれば

 「まず最初10分で少子化の原因を出し合って、次の10分で改善策の案を出し合いませんか?」

 「まず知っている民間での改善策の事例を出し合ったうえで、理想の改善策を考えていきませんか?」

 など、時間配分なども考えながら、話し合いの手順を共有し合って進めていく流れです。


 この進め方は常にそれぞれのアイデアや意見ばかり飛び交うものと違って

 少しずつ土台を固めながら進めていくため、建設的な話し合いができると同時に

 意見だけでなく知っている事例なども積極的に出し合っていくため

 アイデアや意見だけの発言に囚われずに全員が発言しやすい場を作れるともいえます。


 また方向付けはスタートと同時に決める必要もなく、少し自由に意見交換などをし合った後で

 その意見傾向から改めて方向付けをするという方法もあります。


 次の定義付けとは、例えば話し合うテーマが「日本に新たな祝祭日を制定しよう?」であれば

 祝祭日とはどう意味づけすべき日なのかを一度定義することなどを指します。

 特に定義付けはメンバーによって様々な捉え方があるようなテーマやキーワードに対して

 一定の共通認識を持った方がいい場合に行なうので、

 常に定義付けしたほうがいいわけでなく、定義付けが必要なケースは限られているといえます。

 方向付けはできればどんなディスカッションでもお勧めしたいのに対して

 定義付けはある程度限られた場面で行うものであるといえます。


 また定義付けについてもある程度自由に意見交換し合った後で

 その意見傾向から改めて途中から定義付けしてもいいと思います。



◆意見のある人から自由に意見を述べていく◆

 
 方向付けや定義付けを行うにしても意見は自由に述べることのできる環境であることが大切です。

 ディスカッションでは、一人ひとり強制的に順番に述べる必要はありません。

 例えば始まっていきなり「では右の方から順番にお願いします」などはおススメしません。

 そうしてしまうと、時間的にも後半はどの意見を取り上げるかだけの作業になりがちです。

 意見や知っている事例など情報がある人から述べていきましょう。


■グループディスカッションのまとめ方について


◆出てきた複数の意見の共通点を見つけ、その共通点に基づいてチームの意見をまとめる◆

 
 「これまで出た意見を整理するとAという共通点があるように思いますが、

  この共通点をベースにチームとしての意見をまとめていってはいかがでしょうか?」という感じです。
 
 ただ、最近はメンバーのそれぞれの意見を活かそうとするあまりに

 安易に常に共通点探しをするようなディスカッションも目立っています。

 しかし、ディスカッションは共通点を見つける作業ではなく、

 グループとして最良の意見を生み出すことが目的であるため、安易な共通点探しはお勧めしません。


◆議論により一番良い意見を選択する、あるいは全員で生み出す◆


 これぞディスカッションの醍醐味であり、大切なのは他グループを競合、コンペ相手と見立て

 他のグループに勝る最も優れた意見をグループとして決定していくということです。

 そのためにはそれぞれが客観的な視点に立ち、

 自分の意見にばかりこだわらずにどの意見が最も最善であるかを検討していきます。

 また誰かの意見を選ぶということだけでなく、

 皆の意見や出てきた情報をヒントにグループで新たな一つの意見を生み出していくこともあります。

 またそれぞれの意見を主張する場合でも感情的になってはなりません。

 それぞれの意見の根拠(理由や事例)を建設的に交換し合い、あくまで他グループに勝てる

 グループとしての最善の意見を決定してほしいと思います。

 そういう意味ではグループのために勇気をもって自分の意見を取り下げることもまた

 大切なチームプレイだといえますよ。


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