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Channel: Sign~就活の道しるべ~
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~第一印象はウソつかない~圧迫面接させない術

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こんにちは!


今年はとっくの前から面接を始めている企業、今まさに面接を行なっている企業、

本当に8月以降に面接を行なう企業などが乱立していて、

就職活動、ひいては面接が行なわれる期間は例年以上に長くなる見通しです。

短期決戦かと思いきや、長期戦だった…これが今年の就職活動だといえるのでしょう。


さて、今回はその面接におけるアドバイスをお届けします。


面接は第一印象がとても大切だといわれます。

人材大手のある企業が作った30数万円もする「面接対策DVD(BtoB商品)」では

そんなに高額のDVDにして「面接は最初の30秒で全てが決まります!」と言い切っています。


僕の経験や見解では、全てが最初の30秒で決定するとは思っていませんが

短い時間の面接であればあるほど後から印象を取り戻すことは困難であり、

また最初の印象に学生の「あること」を知ることができるため、概ねその通りだと思っています。


まず第一印象が一番大切というと、皆さんはどのように受け取りますか?

「人をそんな見た目で評価するのか?」という憤りの気持ちを持ちますか?


見た目?

たしかに見た目かもしれません。

しかしキレイとか、カッコいいとか、ブサイクとか、主観が支配する外見ではありません。


学生の「あること」それを知ることこそ第一印象であり、

そのあることとは、外見ではなく「初めて会った人に対する接し方・態度・姿勢」なのです。


仕事というものは、初めて会った人との良好な人間関係を築く力や、

好きとか嫌いとかの感情に支配されない建設的な人間関係を築く力が求められます。

特にそれが顧客相手であれば、相手の出方を待つのではなく、

こちらからの働きかけの力も大切になります。

仕事でも同じですよね。

指示待ち人間ではなく、自分から主体的に動ける力が大切になります。


そんな状況を想定した時、この学生はどんな態度・姿勢を取る人間なのか?

それはお互いが初めて顔を合わせた瞬間にこそ分かる。それが第一印象です。


僕の経験では、その第一印象は大きく分けたら二分されるように思っています。

一つは「自分から最初に働きかけることができる自発的な学生」

もう一つは「相手の働きかけに応じるだけの受け身な学生」


面接でいえば先に笑顔で挨拶し、相手にも気持ちよく笑顔になってもらえるように意識しているか、

先に優しく相手に接してもらうことを望み、自分の笑顔は相手次第と思っているかという違う。


当然それぞれ前者のほうが良いわけですよね。


あなどるなかれ!第一印象なのですよ。


また、こちらから自発的に働きかけることによって好印象を持たれると

圧迫面接になりにくいという調査データもあります。

それは行動心理学でいうところの「相手は自分を映す鏡」に準じます。

これは、相手は自分の相手への態度と同じような態度で応じてくるというもので、

圧迫面接における面接官の暗く冷たい態度は、

学生の暗く冷たい態度に同じように応じただけに過ぎないともいえます。


ならば、満面の笑顔に「光栄さ」「感謝」の気持ちを込めて元気よく挨拶したいですよね。


面接は企業によって作られる場ではなく、皆さんによって作っていく場。


さあ!面接でドアを開けた瞬間、皆さんはどんな態度・姿勢を示しますか?

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