学業成績も重視し始めた企業の意図とは？

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こんにちは！

18卒の皆さんにとって、

この時期は来たるべき就職活動に向けて準備を進めている時期だと思います。

おそらくSPI対策の問題集をやったり、冬のインターンシップを考えたり、

自己分析したりなど、それぞれ進めていると思いますが

この3年次の学業成績についても、少しでも良い成績を残せるように頑張ってほしいと思っています。

なぜなら、近年採用選考において大学時代の学業成績も重視する企業が増えてきており

さらに17卒から新スケジュールでの就職活動になったことで、その傾向がより強まってきたからです。

「大学の成績はボロボロだけど面接で熱意を見せればいいや。だって人物重視っていうじゃん！」

なんて考えていたら、少し痛い目にあうかもしれません。

たしかに新卒採用は人物重視といわれますが、企業は学業成績にもその人物を見ています。

それは「課題解決能力」や「責任感」などがある人間かどうかという人物像。

学業成績からは単に知識や技術の修得度だけでなく、

学生としての本分である“勉学という課題”をしっかり解決してきたかということが分かります。

もし成績が悪ければ、目の前の課題に真剣に取り組まなかった、手を抜いた、

仕事でも自分のタスクに対して真剣に取り組まない人物かもしれない…

そんな見方もできるわけです。

とりわけ17卒からの新スケジュールによって、

企業は3年次の成績まで全て揃ったところで選考ができるようになりました。

選考時期が後ろ倒しになったことで、3年間分の成績証明書を求めることができるようになったのです。

16卒までは3年次の成績が確定する前に内定がでる企業もあるというスケジュールでしたからね。

特に3年次の成績は「専門課程」

文系理系問わず、成績に改題解決能力の有無を見るだけでなく、

特に理系学生の場合には3年次の確定成績から専門性の高さの評価もできるようになったわけです。

さらに加えて、この後ろ倒しの新スケジュールによって、

企業としては卒業研究・卒業論文への取り組みも注視すべき内容になりました。

昨年まではほぼ卒業研究・卒業論文に取り掛かる前に内定が出ていたわけなので

企業にとっても無関心のところが多かったのですが、今年からは時期的に選考と同時進行。

そして卒業研究・卒業論文は授業のように教えられるものではなく

自分自身で目的とテーマを決め、主体的・計画的に取り組むものであるため

学生の目的意識の有無、主体性、計画性、指向性、価値観なども知ることができるということです。

いまは就職活動に対する準備期間。

しっかり準備するという取り組みには、ぜひ大学での勉強そのものも頑張るということと

本気で卒業研究・卒業論文を考えていくということを加えてもらえたらと思います。

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