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Channel: Sign~就活の道しるべ~
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大局を知ることの大切さ。業界・企業研究のポイント

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こんにちは。

19卒の就職活動は今年と同じ短期戦だといわれます。
活動しながら知り、活動しながら学ぶという以前の就職活動の流れとは違い、事前に自主的に準備していくことがポイントになります。

その事前準備において大切なことの一つは、自分の進むべき方向を定め、定めた方向(企業)への内定を勝ち取るための業界・企業研究になると思います。

例えば金融業界に興味があるとしたら、その業界の現状や展望などを調べたり、どんな企業があって、それぞれの企業がどんな強みや特徴を持っているか調べていきますね。

ただ、そんな業界・企業研究を行なうに当たって例年見落としがちであり、それぞれ個別の業界・企業研究の前にぜひしっかりと理解しておいてほしいものがあります。

それは「社会全体に対する理解」であり、社会の動きを知るということです。

なぜなら多くの業界、企業は社会環境の変化を敏感に捉えながら自らの変化も図っていたり、社会環境の変化によって浮き沈みが生じたりなど、社会という大きな土台の変化は決して無視できない大きなものであるからです。
これが「企業は環境適応業」とも言われる所以だったりします。

例えば現在、日本における社会環境の大きなキーワードの一つに「少子高齢化」があります。
これは若者が減り高齢者が増えるというマーケットの変化を生み、実際に子供向け産業の苦戦など企業活動にも大きな影響を与えています。
また「人口減少化」は内需の限界とグローバル化の背景にもなっていますよね。
もちろんそんなネガティブなキーワードだけでなく、「2020年東京五輪」や「インバウンド」というポジティブなキーワードもあります。

このように各企業は社会という大きな土台の上に立っていて、社会環境と企業活動は密接な関係性を持っているといえるのです。

この土台をしっかり理解し、様々な社会のキーワードを把握したうえで業界・企業研究を進めることができたら、それぞれの企業の現状や動向を知る上での確固たる「裏付け」が可能になり、皆さんにとっての理解度はより強いものになると思います。

私は個人的に三国志の物語が好きなのですが、その中でよく「大局を知れ」「大局を読め」などというセリフが出てきます。
大局とは「物事の全体のありさまや、成り行き。大勢」を意味しますが、三国志でも世の中の全体の流れを知る者、読める者が勝ち残るという意味で使われています。
「大局観」という言葉もありますね。

「いま社会では何が起こっているのだろう?これからどうなっていくのだろう?
      そしてこの流れはこの業界、この企業にどんな影響をもたらすのだろう?」

そんな視点を持って、ぜひ日頃から新聞、ニュースをチェックする習慣を持ちたいですね!

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