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Channel: Sign~就活の道しるべ~
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待つのか?それとも乗り出すのか?

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イメージ 1こんにちは。

昨日のブログでも就職活動での大切なスタンスとして、自分にとって必要なら相手(企業)にとっても必要とされること…それが仕事の本質だということに触れました。

相手にとって必要な人だと思ってもらうためにどうするのか?

こと就職活動においてはその差が出る一番大きなことがあります。
それが今回のテーマである「相手を待つのか」それとも「自ら乗り出すのか」の差です。

例えていうなら自分に好きな人ができた時、相手からデートに誘ってくれることをただひたすらに待つのか?それとも頑張ってこちらからアプローチをかけるかの差だということ。

就職活動においては残念ながら近年、好きな相手(企業)にエントリーや応募して自分の存在は知らせたものの、それからの行動がとにかく待ちになってしまうということが目立っています。

例えば説明会に行っても、受付の人からの「こんにちは!」を待って応じるだけ…
合同企業説明会ではなかなか自分から声がかけられずに、歩いていて呼び止めてくれた企業の話だけ聞いて帰る…
企業からの電話に即出る勇気がなく、常に折り返しの電話ばかりになっている…それどころか折り返しの電話すらせずまたかかってくるのを待っている…
分からないことがあっても企業に直接聞けずにキャリアセンターの人に助言を求める…
面接では企業からの優しい対応を期待し、面接官からの笑顔を待っている…
面接での逆質問では「何を質問すればいいですか?」と自分の好きな相手のことを知る機会なのに、なぜか誰かに助言を求める…

これが果たして本当に好きな相手に対してのあるべき行動なのか?ということです。

もっと極端に言えば、待っているだけで相手から好きになってもらえるほど、また相手からアプローチをかけたくなるほどの自分は逸材なのか?ということ。

私も前職の就職ナビ会社時代から見れば16年ほど就職活動に臨む学生の皆さんと接していますが、この期間の中で明らかにその姿に変化が見られるのは、待ちのスタンスが多くなったということです。
何を恐れているのか?個人情報?それとも勇気がないだけ?それとも人生は誰かが手招いてくれると思っているのか?いや…生きていくということに希望が持てていないのか?生きることに投げやりになっているのか?

それらは本人だけに答えがあるのだと思いますが、再度強調したいのは仕事とは自らの働きかけに対してお礼という報酬がもらえるという構造であるということ。
待っていて与えてもらえるものではないという仕事の本質についてどれだけ理解し行動できる人間なのかを、就職活動のなかでのあらゆる行動から見ているのが企業です。

好きな相手ができたなら自分から動くこと。
積極的な自分からの働きかけによって相手にも自分を好きになってもらい、自分を必要だと思ってもらうこと。
待ちの学生が多くなったからこそ、ちょっとした勇気と積極的な動きが相当目立つと思います(良い意味で)
ぜひ皆さんの積極的に乗り出す姿に期待したいと思う今日この頃です。

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