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Channel: Sign~就活の道しるべ~
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志望動機で発揮したいのは自分自身のPR

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こんばんは。

皆さんにとって企業への志望動機とはどんなものだとイメージするでしょうか?

毎年多く見る志望動機は、(自分が)企業のどこに興味を持ったのか?と、強みや特徴など企業側の情報を次々に展開するといった内容です。
しかし、企業にとってそれはとても満足といえる内容だといえないというのが今回のテーマです。

企業にとって皆さんとの出会いというのは、いわば初対面になります。

例えば初対面の人から急に「あなたのこんなところに興味を持ちました。だから付き合ってくれませんか?(内定をいただけませんか?)」と言われたとしたら、「ちょっとちょっと、まずあなたはどんな人なのですか?それにあなたと付き合って私にはどんなメリットがあるのですか?だっていま出会ったばかりで、私はあなたのことを何も知らないのです」そんな展開が予想されないでしょうか?

もちろん私のことは自己PRや学生時代に力を入れたことで紹介するからそれで理解してほしいという思いもあると思いますが、志望動機はその企業だけに向けた応募学生各々の「告白」ともいえるもの。
他社に使い回しが効く自己PRや学生時代に力を入れたことと違って、その企業と自分とが結びつく最も大切なメッセージが志望動機なのです。

すなわち志望動機で発揮していきたい、あるいは織り交ぜていきたいのは以下の点です。

■どこに興味を持ったというだけでなく、なぜ興味を持つに至ったのかという自分独自の経緯
※経緯には経験談などの事例を交えることが有効
■いかに自分が御社にふさわしいといえるのかという適性
※例えば大学での専攻の活かし方や企業が求める人物像との合致点など
■その会社の未来を担う者としての高い目標
※どの企業でもいえるような目標ではなくその企業の事業を通じた目標

そして企業にとって「当社のここに興味を持ったのか(でも学生は皆、同じことを言う…)」となるのではなく、「だからこそ、この学生が当社を志望してくれたのか!」となってもらうことが、初対面での選考となる就職活動ではとても大切だといえます。

自己PRや学生時代に力を入れたことだけでなく、志望動機においても企業は知り尽くした自社のことではなく「あなたのこと」を知りたいと思っています。
いわば志望動機はもう一つの自己PRであり、通常の自己PR以上の強力なアピール材料になることもあります。

どこに興味を持ったのかというだけでなく、なぜ他の誰でもなく自分こそが御社にふさわしい応募者であるかということをしっかりと伝えていきたいですね。

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