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Channel: Sign~就活の道しるべ~
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「お辞儀の角度は何度」とかではなく

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こんにちは。


以前、集団面接の模擬練習でこんな質問をくれた学生がいました。

「他の人が話している時や面接官の質問を聞くときは、こうやって首を動かせばいいんですよね?」

また個人の模擬面接でもこんな質問が…

「終わったらここで『ありがとうございました』と言うのでしょうか?」


このような質問を受けたときに、ふと頭に浮かぶのはマナーのトレーニング場面。

定規を使いながらお辞儀の角度は30度に45度…

割り箸くわえて笑顔練習…


学生がくれた質問のことも、マナーの“トレーニング”も、それはそれで大切なこと。


しかし僕が思うのは、人との接し方まで覚えるものなのか?型なのか?ノウハウなのか?

ということです。

もっとその前に大切なことがあるのではないか?

わざわざ覚えなくても人に対して大切なことを理解していればできるのではないか?

そして、それは接する人に対する「思いやり」ではないか?ということです。


その人は自分にとってどんな相手で、どんな自分と接すると嬉しく思ってくれるだろうか?

純粋にそう考えてみる。


また逆に自分が相手の立場だったらどんな人と会えると嬉しくなれるだろう?

きっと自分のことを大切に思ってくれて、気にかけてくれて、心も開いてくれて、

だからこそ優しい笑顔で話しかけてくれて、話もすごく真剣に聞いてくれる。

そんな思いやりのある人ではないだろうか?


相手の話に首を動かすということを覚えなくても、本気で聞けばそれは見た目にも現れるでしょう。

自分のことを知ろうとして面接をしてくれたことに本気で感謝できれば感謝の言葉も出るでしょう。

相手に心から敬意を示せるなら、それはしっかり心のこもったお辞儀になるでしょう。

相手がどんな自分と接すれば嬉しいと思ってくれるのか考えたら笑顔の意味も分かるでしょう。


自分をぜひ仲間に入れてほしい、そんな志望企業は自分にとって大切な相手。

その大切な相手にもまた仲間に加えたい大切な相手だと思ってもらうこと。


それが就職活動におけるマナーやコミュニケーションの根っこだと思います。


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