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相手があるということ。コミュニケーション能力の本質とは?

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こんにちは。


ところで、皆さんはコミュニケーション能力といえば、どういう能力だと思いますか?

ちなみにコミュニケーション能力は日本経団連が毎年調査発表している「採用時に重視した能力」で、

調査開始以来約20年、ずっと不動の1位に君臨しています。


話し上手がコミュニケーション能力なのか?

聞き上手がコミュニケーション能力なのか?

豊富なボキャブラリーなのか?気持ちの良い挨拶なのか?


もちろんそれぞれもコミュニケーション能力の内訳には入ると思いますが、

辞書などで調べるとコミュニケーションとはお互いの「意思の疎通」を意味し

それを理解して実践できるのがコミュニケーション能力だといえます。


大切なキーワードは“相手がある”ということだといえるのではないでしょうか?

相手がある、相手の存在、相手の理解、相手の納得…

自分の理解や納得よりも、相手の理解や納得があって初めて「話した」から「伝えた」になる。

聞くときも相手の思いや考え方を真剣に受け止めて初めて「聞いた」から「聴いた」になる。

これができる人がコミュニケーション能力の持ち主だと思います。


それを前提にした場合、就職活動でのいくつかの勘違い事例を紹介したいと思います。


面接で…

・スラスラ噛まずに話せた(自分の納得。相手には伝わったの?)

・自分が言いたいことは言えた(自分の納得。相手が知りたいことだったの?)

そして一方で、自分が質問を受けているときは無表情&返事もせず答える…


グループディスカッションで…

・自分の意見を押し通せた(自分の納得。周りの意見は聞いてあげたの?)

・自分が場を仕切れた(自分の納得。周りからの信頼も得られていたの?)

そして一方で、皆が意見を言っているときは無表情&無関心でリアクションもせず…


これらに共通するのは自分の納得ばかりで、

相手・周囲の納得に対する意識が欠けているということです。


例えば、先ほどの勘違い例から見れば

面接は“スラスラ噛まずに話す選手権”でもなければ、スピーチコンテストでもありません。

むしろ面接官になんとか伝えたいと一生懸命に本気の気持ちで臨むほど、

良い意味で言葉に詰まったり噛むものではないでしょうか?

そしてその気持ちが相手である面接官の理解、納得につながるのだと思います。


意識してほしいのは相手の理解、納得。

自己満足で自分の喋りばかりに力を入れるのではなく、

相手に伝わっているだろうかという確認をしながら(間を取ったりして)話したり、

相手からの話もしっかり聞いてあげて、それを態度で示したり(アイコンタクト、うなずき)

「意思の疎通」という本当のコミュニケーション能力を発揮できるようになりたいですね。


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