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差がつく企業研究:HPを見ただけでは強みは理解できない理由

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こんにちは!


今日は大学も試験期間中で学生対応が少ないので

今度、大学で実施するガイダンス「合同企業説明会参加のキモ」のレジュメを作っているのですが

その中からひとつ取り上げたいと思います。


学生から時々こんな相談を受けます。

「企業のホームページを見て企業研究しているのですが、何が強みなのか?正直つかめません…」


そりゃそうだろう…ということなのですが、

企業の強みを知るには、何に対して強いのかという背景や比較材料の理解が必要になります。


企業のホームページには事実や特徴はたくさん載っています。

代表者メッセージなどにもいま力を入れていることやビジョンなどが掲げられています。

それらをそのまま鵜呑みにするのは簡単ですが、

きっと自分自身、それでは消化不良ではないでしょうか?

なぜなら、なぜそれらの事実や特徴、ビジョンが素晴らしいものなのかという理由、

いわゆる前述したように背景や比較材料を知らないからです。


背景とは社会全体の流れや業界の動きなど、

比較材料とは競合他社の様々な情報などを指します。


それらを知らずして、ある企業の強みを自分自身が納得する形で理解することは難しいと思います。


「大局観」なんていう言葉がありますが、

これは~物事の全体的な状況や成り行きに対する見方・判断~を意味します。

井の中の蛙ではなく、広く複眼的に社会や業界の全体像が見えていると

その企業の様々な事実や特徴が何を意味するのかということが理解できると思います。


また孫子の兵法に「彼(敵)を知り己を知れば 百戦殆うからず」という必勝法があります。

企業研究に例えると彼(敵)が競合会社、己がある企業ということになります。

意味するものは、相手と自分のことを正しく知れば、戦いに負けることはないということ。

強い就職活動ができる学生は、志望企業の競合会社の特徴もしっかりと把握しています。

だからこそ、それらが比較材料になり、志望企業の強みが理解できるというわけです。


そうやって社会の流れや競合の情報を理解したうえで分析した企業の強みは

そのまま志望動機や面接で発揮する自分の見解や意見ともなっていきます。


単に発信された情報を鵜呑みにする学生(強みの理由までは分からない)

発信された情報の意味を理解し自分の言葉で意見できる学生(強みの理由を理解している)


毎年見る学生の皆さんの企業研究の成果の差がここにあります。

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