こんばんは。
18年卒の就職活動も後半戦ですが、今年の傾向分析を進めているなかで、今年なかなか思うように結果が出なかった学生に共通する一つのキーワードが見えています。
これから19年卒の就職活動をスタートさせる皆さんにとっても大切なポイントになると思いますので共有させてください。
まず19卒の就職活動は来年の3月に募集告知が開始され、就職ナビや大学の求人票も、各企業の募集情報を3月1日より解禁します。
それは企業エントリーや会社説明会が開始されるということであり、皆さんにとってはいよいよ3月から応募を本格的にスタートさせるということになります。
またそれは同時にエントリーシートや履歴書などの書類選考もスタートするということであり、面接そのものの開始は6月であれ、実質的な選考は3月からスタートします。
その際、皆さんは面接開始時期の6月に焦点を合わせて準備しますか?
それとも応募開始時期の3月に焦点を合わせて準備しますか?
18卒の就職活動は全体的には売り手市場で、学生の総数以上の求人総数がありました。
理論上はどこかに就職できるということですが、行きたい会社に合格したかというと話は別です。
従業員5000名以上の求人倍率は0.39倍とリーマンショック時に並ぶ超狭き門になりました。
また近年は厳選採用といって、企業側も募集人数に満たなくても期待できる学生だけ採用する傾向にあるため、たとえ求人数がたくさんあっても、受からない学生はどこにも受からないということが起きています。
そのなかなか結果が出ないケースに共通した一つのキーワードが「準備不足」でした。
募集・応募開始も以前の10月や12月から3月に後ろ倒しになりましたが、内定日は10月1日と変わらず、実質的には選考期間そのものが短くなっています。
ということは、十分準備して仕上げたうえで短期決戦の本番に臨むということが理想ですが、後ろ倒しになった応募や面接までの間、何をしていたかというと、何もしていなかったということが多数起きてしまいました。
そしてここからが一番大切なポイントです。
かつては本命度の高い大手企業が先に選考を始めていたため、それにつられるように学生の動きも早く、たとえ大手に落ちたとしても、その経験を学びや気付きの機会にして、その後に行われる準大手や中堅、中小企業の選考、大手の二次募集で力を発揮できたという構図がありました。
しかし今年は外資や中堅、中小企業の多くが6月になる前に面接を進め、大手の面接が6月からと後ろに回ったため、大手の面接まで書類選考の経験しかない…それまで落ちたことがないので模擬面接の必要性も感じない…いわゆる経験値がないまま一発本番で大手の面接を受けて撃沈されるケースも目立ちました。
スケジュールの後ろ倒しにより、自分の何が足りていて何が足りないか?学びや経験を積むこともなく一発本番で大手を受け敗退。
しかし、これは仕方のないことかもしれません。
現実を突きつけられないと自分の力量に気付く機会もないですものね。
19年卒の皆さんには、ぜひこの教訓を生かしてもらえたらと思います。
私のいる大学でも少数ではありますが、現実を突きつけられていない今のうちから自己分析の相談や自己PRの添削に来たり、模擬面接を申し込んでくる19卒生がいます。
それは一発本番に向けてそれぞれが入念に準備を進めているということ。
幸いというか、この時期のキャリアセンターでの模擬面接や自己PRの添削などを含む個人面談は結構空きがあります。
3月になるとなかなか予約もできない状況になると思いますので、ぜひ冬休みに入る前に一度「自信」をつけていきませんか?
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