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こんにちは。
20卒に関しては就職活動の前哨戦ともいえるインターンシップも活発となり、皆さんにとってそれらインターンシップや3月からスタートする募集情報オープンにより企業との本格的な接触が始まります。
この時点から皆さんは、企業側の土俵、企業側のステージに足を踏み入れるかたちになります。
そしてこの事実をぜひ理解した動きを進めてほしいという、そんなメッセージを今日は送りたいと思います。
皆さんにとっての就職活動は、企業にとっての採用活動。
実質的には皆さんの卒業後の進路を応援するために企業が採用活動という社会貢献を行っているのではなく、それぞれの企業が経営における人的投資として「自社のために」行なっており、企業側の採用計画があって初めて成り立つのが就職活動ということになります。
正直なところ企業側が自社の経営計画というそれぞれの都合により主導しているといえるでしょう。
従って企業が学生の皆さんの都合に合わせてくれるわけでも、皆さんのステージや学生の目線に合わせてくれるわけでもありません。
皆さん自身が「企業側のステージ」に足を踏み入れて活動していくことになります。
企業側のステージ=社会のステージ
そこには様々なルールや常識が存在します。
例えばビジネスマナーなどもその一つ。
企業はエントリーシートにおける皆さんや、面接における皆さんだけを見ているのではなく、皆さんとの接触のなかでの細かな姿勢や動き方を真剣に見ています。
企業との連絡の取り方、時間管理、説明会での態度・・・
またインターンシップにおいても実習を通じた主体性、協調性、コミュニケーション能力など…
特に近年では社会では当たり前とされている「基本応対」といわれるものが発揮できずに、「面接では上手く話せたのになぜ落とされたんだろう」という疑問に対して、実はその前後の振る舞いにその学生の本当の姿を見たからということも多くあります。
例えば私自身が日頃の学生の皆さんとの関わりから感じていることや、企業の方からの声を例に挙げると、以下のような点が残念な基本応対として挙げられます。
●自分からの挨拶ができない(先に相手からの働きかけを待ち常に応じるだけ)
●挨拶はできるが無表情、もしくは相手を不審がる表情
●何をやるにも締め切りギリギリ(提出物、集合時間など)
●電話に出ずに常にかけ直しばかり(出た時も相手を不審がる声)
●メモを取らない
●LINE慣れしてビジネスメールがめちゃくちゃ
●リーダーシップと勘違いした単なるワガママ(自分がやりたいようにやりたい)
など…
これらはほんの一部ですが、就職活動の場では既に学生ではなく「社会人」としての皆さんの姿を期待され、知らなかったでは済まされないことがたくさんでてきます。
就職活動は自分らしく臨もうという声もありますが、それは決していまの学生気分の自分らしくでもなく、もし自分らしさが自己中心的な考え方であれば、尚更そういうことではないということを理解したいですね。
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